過去に、マウスピース矯正を始めたきっかけや効果について記載しました。
今回は、始める前に知っておきたいデメリットや注意点に絞ってお伝えします。
これは知っておきたかった…!と思った情報もあるので、これからマウスピース矯正を始める方はぜひご参考ください。
- これからマウスピース矯正を始める方
- マウスピース矯正のデメリットや注意点を知りたい方
- 今マウスピース矯正をしていて、悩みがある方
まずは開始時期に注意!お食事会などが無い時期を選んで
矯正を始めようと決心した頃、友人の結婚式に参加する予定がありました。
結婚式は基本的にお食事をしますし、二次会以降も参加予定。
マウスピース矯正は外している時間が長くなればなるほど効果が出ず、思うように進んでくれません。
始めの頃は特に、歯の移動が激しいので、数時間外しているだけで後戻りしてしまう可能性があります。
可能な限り、そういったお食事の場が少ないタイミングで始めましょう。
最初は激痛。喋るのも一苦労
「マウスピース矯正は痛みが少ない」なんて言葉を聞いたことはありませんか?
ワイヤー矯正と比べたら、という意味かもしれないですが、真に受けて挑んだところ…
初日はとにかく激痛!!
着ける時も痛い、着けていても痛い、食事で外す時も痛いと何しても口内激痛。
正直、マウスピース矯正を始めたことを後悔したくらい痛かったです。
そこから数日間は激痛で、仕事で喋らなければいけない時も呂律が回らない事態に…。
不安がある方は、マウスピース矯正を始めて数日は喋らなくても大丈夫な環境を作っておくといいです。
交換時期が近づいてくると歯の移動が完了したようで、だんだん痛みは引いてくるので安心してください。
次のステップに交換する度に激痛
痛みが引いてきてドクターのチェックも終わり、次のステップへ…となってやってくるのは、またしても激痛。
交換して2~3日は痛いです。
そのうち段々と感覚がマヒして「痛いってことは、今回もしっかり歯が動くんだ!」と思えてきましたが、最初は本当にしんどかったので覚悟した方がいいです。
慣れないアタッチメントも痛い
マウスピース矯正をする際は、自分の歯に白くて四角い「アタッチメント」を付けます。
これが口内に触れて、結構痛かったです。
それもそのはず。今までこのアタッチメントが無い状態で口を使っていたのですから、いきなり新入りが来てもすぐ対応できません。
頬の内側をアタッチメントで噛んでしまって、慣れないうちはこちらも痛かったです。
マウスピースを外しての食事も…動いている歯で噛み切れない!
筆者は前歯を中心に動かしていたのですが、食事の際前歯で噛むことができませんでした。
厳密に言えば、前歯で何かを噛むととても痛かったんです。
動きやすくなっているからなんですかね…。
せっかく整えているのに前歯で噛みちぎろうとするのも変なので、すべて奥歯で噛んでました。
硬いものを食べるときは要注意です。
異物感で噛み締めがが増える
筆者は歯ぎしりが酷いタイプなので夜間の歯ぎしりはマウスピースで緩和されましたが、異物感で日中も噛み締めてしまいました。
結果、エラ周りの筋肉が発達しています。
夜間の歯ぎしりが緩和されてエラの筋肉の発達が抑えられると思っていたので、残念に感じている点です。
対策が難しく本人の我慢や慣れ次第なのですが、わたしは完了してリテーナーに移行しても異物感に耐えられず噛み締めてしまっています。
外でマウスピースの着け外しをするのが結構大変
慣れればサッと外せますが、最初は痛かったり慣れなかったりで時間がかかるので、お手洗いで外すなどした方が安全です。
また、食事後に再度着ける場合は歯をきちんと磨かないと虫歯になってしまうので注意。
携帯用の歯ブラシを持ち歩き、再度着ける前に歯を磨きましょう。
これがまたタイミングを見つけるのが難しかったりします。
ドリンクのみでも、飲食をする際は絶対に外してくださいね!!
また、慣れてくると食事前に紙ナプキンでサッと外してそのまま包む方もいらっしゃるかもしれませんが、間違えて捨てないようにすぐ鞄にしまいましょう。
最初の数週間は変化が感じにくい
筆者の場合、となってしまうかもしれないですが、1~2週間経った頃は痛みに比べて目に見える変化が少なく、挫折しかけました。
しかし、少しずつ確実に動いていくので諦めないで辛抱強く続けましょう。
気づいたら始める前と全然違う歯並びになっていて驚きますよ!
辛いことも多いけど、綺麗な歯並びの為に
もうマウスピース矯正を始めているという方は、共感される点も多かったのではないでしょうか?
個人差があるので、人によってはもっと違う点で「思ってたよりしんどい」と感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、これらを乗り越えた先に綺麗な歯並びが待っています。
筆者は思い切ってマウスピース矯正を始めて、挫折せず続けて本当に良かったと思っています。
「こんなことがあるんだな」「この悩みはあるあるなんだな」と、デメリットや辛い点を乗り越えるきっかけになれたら嬉しいです。